
平野歩夢選手、金メダルおめでとうございます!!
私自身、スノーボードが好きということもあり、昔から平野選手を応援していました。
そんな平野歩夢選手(23)が北京オリンピックで悲願の金メダル!!
前回の平昌オリンピックではレジェンド ショーン・ホワイト選手に負け、銀メダルでした。
さて、そんな平野歩夢選手の金メダルを詳しく見ていきましょう!!

人類史上最高難易度の技を連発し、圧巻の優勝

本日行われた北京オリンピック スノーボード 男子決勝
2大会連続銀メダルの平野歩夢選手が悲願の金メダルを達成しました!!!
決勝1回目から超大技トリプルコーク1440(斜め軸に縦3回転、横4回転)をかましてきました。(公式で人類史上初)
そして決勝2回目は、
(フロントサイドトリプルコーク1440ーキャブダブルコーク1440ーフロントサイドダブルコーク1260ーバックサイドダブルコーク1260ーフロントサイドダブルコーク1440)
という、人類史上最高難易度のルーティーンを決めきりました。
しかし点数が思うように伸びず91.75
アメリカの実況者は「は!?91??審判おかしいんじゃねぇのか!!」と叫んでいたそう。CM明けてもまだ叫んでいたらしいです(笑)
そこで決勝3回目は、決勝2回目と同じ人類史上最高難易度のルーティーンを再度決め、96.00をマーク。
逆転で初優勝を果たしました。
夢が1つ叶った。ここを取らずには追われなかった。
2回目の得点には納得いかなかった。その怒りを上手く最後に表現することができた。
と試合後のインタビューに答えています。

平昌オリンピック銀メダル ショーン・ホワイトとの壮絶な戦い

平野歩夢選手を語るなかで、切っても切れない関係にあるのが、右手のショーン・ホワイト選手。
スノーボード界の絶対的王者で、今年で36歳になります。
実は前回の平昌オリンピックでは、決勝2回目で平野歩夢選手が
(当時オリンピック史上初 連続4回転成功)
を決め、一気に1位に躍り出ました。
そこでショーンは当初予定していたルーティーンでは勝てないと見込み、決勝3回目で初の連続4回転に挑みます。
ショーンも同様に連続4回転を成功させ、完璧な演技を見せたショーン・ホワイトが逆転優勝したのです。
文章で見てもいまいちピンとこないと思います。一度この動画をみてください。

レジェンド ショーン・ホワイトと試合後抱き合う平野歩夢選手

そんな死闘を続けてきた良きライバル、ショーン・ホワイト選手は北京オリンピックで4位でした。
スノボを続けてきたせいか、体の至る所に古傷があり、北京オリンピックを持って引退を宣言しています。
そんなホワイト選手は、試合後のインタビューでこう語っていました。
これで終わりだ。ここに来られたことに感謝している。メダリストたちのことをとても誇りに思う。
信じられないくらい素晴らしい選手たちだ。アユムはすごい。想像以上だ。
まさに絶対王者から平野選手に引導が渡った瞬間ですね。熱いものがこみ上げてきます。
数々の死闘を繰り返してきた2人だからわかる、男の友情ですね。
僕は小学生のころからショーン・ホワイト選手に憧れ、スノーボードを続けてきた。
めちゃくちゃ小さい頃から、「ホワイト選手のような自分のスタイルを出して優勝する選手になりたい!」と語っていました。
3大会連続王者のホワイト選手と平野選手には、深い尊敬と絆で結ばれているようです。

平野選手、日本人初スノーボード金メダルおめでとう!!

本当に平野選手、金メダルおめでとうございます。
私も同じスノーボードをやる身として、尊敬の念が尽きません。
また、数々の壁に幾度となくぶちあたり、心が折れてしまった瞬間も沢山あったと思います。
その中で、23歳という若さで日本に金メダルと勇気を与えてくれました。
暗いニュースが多い中で、心から喜べる瞬間がありました!!!
最後まで記事をみてくれたみなさん。本当にありがとう!!
-他のオススメ記事-