
2022年7月1日、大学生5人が結成した合同会社「HOMEY」
本日はそんなメンバーに取材してきました!
実は筆者もHOMEYのみんなと少しだけ一緒にお仕事したことがあります。
“HOMEY” とは、「家庭的な・気楽な」という意味がある英単語
その名の通り社員の仲がよく、互いに一生懸命仕事をしているのが印象的でした。
さて、今回協力してくれる人はこの人たち!

合同会社 HOMEY 左から、
代表 野田周成さん
河合耀介さん 倉橋巧さん 北村宏大さん
主にプログラミングで企業のHPを作成・運営。
最近はプログラミング技術を広めるべく、プログラミングコミュニティやスクールを展開中。
2023年度に大学4年生になるため、さらなる活躍にご期待!!
HOMEYはどんなことをしている会社?

HOMEYは、高いプログラミング技術を生かして活動している会社です。HP制作、掲示板制作、最近はプログラミングコミュニティも展開中。
実際に企業に納品したHPがこちら。
①291guide 福井の観光案内HP

②御蕎印プロジェクト

③KOGE塾

他にも多数のHPを制作しています!直観的に綺麗なデザインだけでなく、写真やメッセージが動くホームページに仕上がっていますね。
主に福井の企業と提携し、福井県を盛り上げるべく立ち上がっている若者たち。
本人たちは決して表に出しませんが、オフィスでは毎日8~12時間仕事をしています。学校や部活もこなし、さらに仕事も行うバイタリティは目を見張るものがありました。
学生ながら企業と対等に取引し、仕事を行っています。
安全な「学校」から離れ、今も仕事という戦いの場に参加していますね。
マンションの一室からはじまった会社

HOMEYの現在は福井県の片町にあるオフィスを借りて仕事をしています。
しかし始まりは代表野田さんのマンションの一室からでした。
私も少しの間一緒に仕事をさせていただいたので、その記憶から書きます。
彼らは学生5人ですが、文字通り朝から晩まで仕事をしていました。
朝10時頃になると次第とみんなが集まり、昼は昼食代を浮かすため、じゃんけんで負けた人が自炊。
料理が上手い人の時は喜び、下手な人の時は恐れていました(笑)
そのまま夜まで仕事を行い、夜飯も食べ22~24時頃帰宅。
学校や部活がある人は終わり次第代表宅へ向かうという、仕事漬けの日々でした。
やることは沢山あったのに、目はキラキラしていたのが印象的でしたね。
6,7畳ほどの一室に、5人分の机やパソコン。
もちろん場所が足りないので、押し入れにパソコンを突っ込みライトで照らしての作業です。
なんだかんだ、いい思い出です(笑)
さて、そんなおもろいHOMEYの一人一人をさらに探っていきましょう。
HOMEY 一人一人に密着インタビュー!

代表 野田周成さん
最初に、なぜプログラミングの会社を立ち上げたんですか?
私の昔のバイト先がプログラミング会社でした。そこで技術を習得したので、「ん?自分でやればよくね?」と考え、会社を立ち上げることにしました。
すげえ(笑)でも、会社の立ち上げや経営って難しいんじゃないでしょうか??
そーですね(笑)立ち上げや、資金調達、人材の確保、さらには経営者として一緒に働く仲間とのすれ違いですね。命令するのはよくないけれど、仕事はきっちりこなさないといけない難しさです。
ですよね。悩みのたねが尽きない役職だと思います。。。
そんな中で、嬉しいことは何ですか??
何より、仕事の成果ですね。納品したホームページが喜ばれた時はめっちゃ嬉しかったです。
また、仲間に初めてしっかりした給料を渡せたときも達成感がありましたね。
ありがとうございます!今後の展望としては、どんなものがありますか?
はい。現在福井県でプログラミングコミュニティを作っています。

プログラミングを通して、自分のスキル向上や就職など、自分に合った道を選ぶ“きっかけ”になったらいいなと思い、1月に最初のコミュニティを発足しました!
プログラミング人口が増えて、パソコンが強い福井県になるといいですね。
ですね。プログラミングはどんどん技術が進歩していくので、新しいことを勉強するのが好きな人には特に向いていると思います!
なるほど!!「最近暇だな~」って人はとりあえずHOMEYまでメールしてください!
さて、二人目は北村宏大さん!

北村さんは元ヤンということもあり、曲がったことが大嫌い。
強い責任感と行動力で、HOMEYを引っ張っていく存在です。
北村さん、ここまでHOMEYを続けられている原動力はどこから来るんですか?
自分の性格を理解して、それにあった道に突き進んでいるからですね。辛くありません。
遊びも仕事も、自分のやりたいことは全てやりたいし、中途半端にしたくないです。
なるほど。そんな仕事にも遊びにも真面目な北村さんですが、一番苦労したことは何ですか?
仲間とのすれ違いですね。一度始めたプロジェクトはやり抜きたいという自分の思いと、他のことをやるべきという仲間の意見がありました。どっちが良い・悪いではないため、その都度話し合ってすり合わせを行いました。
お互い真剣に仕事をしているからこその衝突ですよね。
はい。他にも、4ヵ月かけて進めたプロジェクトが予算や構造の問題で、失敗に終わったときはくそ辛かったですね。かけた時間、労力がすべてパーになりました。
全部の責任が自分にかかる社会人だからこその辛さですね。
ですね。でも一度始めたこの会社を中途半端にはしたくないので、今年一年休学し、HOMEYに全力をぶつけてみようと思います。
一人の男として、その覚悟と挑戦を応援します!!がんばれ!!
三人目は倉橋巧さん!!

メンバーとしては、最後に加入した倉橋さん。どういった経緯でHOMEYに加入したんでしょうか??
はい。僕はいたって普通の大学生でした。特にやりたいこともなく、大学生というレールをそのまま歩いていくような人生だと思っていました。
しかし同じ学科の周成が「一緒にやらんか?」と声をかけてくれたんです。なんだかワクワクしたのを覚えています(笑)
友達が「会社やろう」なんてめっちゃ面白いですね(笑)
はい(笑)そんな刺激をくれる仲間たちに出会い、起業を経験しました。平凡な自分の人生が大きく変わったことから、HOMEYに対する感謝はしてもしきれません。
素敵な出会いですね!HOMEYの中でも、一番嬉しかったことはなんですか?
HOMEYのHPから直接お問い合わせがあったときですね。初めての仕事が入り、よっしゃあ!とみんなで手を挙げて喜んだことを覚えています。
いい経験ですね~!!今後は就職という道を選んだとお聞きしましたが、残るHOMEYの人へメッセージをお願いします!
良い仲間たちと同じ目標に対して頑張れることが最高に楽しいです。本当にありがとう。
仕事でプログラミング技術を磨き、スキルでHOMEYに恩返しできるように頑張ります!
来年から新社会人。応援しています!!!
四人目は河合耀介さん!

勉強することが好き、学ぶことが好き、というようすけさん。週60時間ほどHOMEYで勉強しているそう。最近はどんな勉強をしているんですか?
最近は”掲示板づくり”ですね。自分の作ったサービスでみんなが遊んでくれることが楽しいです。勉強して、考えたことを具現化できるのがプログラミングです。
掲示板ですか!!どんな掲示板ですか?
現在は仮ですが、今後は福井大学のみんなが集う掲示板を作って、授業の共有や遊びの情報など、福井大学生が集まる居場所を作れたらな~なんて思っています。
うわ。筆者が在学中に欲しかったやつ(笑)でも掲示板のプログラミングの勉強なんて、結構辛いんじゃないですか?
全くですね。自分からやっているってのと、信頼できる仲間と一緒に仕事ができる今が最高の状態だからです。「やらされている」って思ってたらこんなにできません(笑)
仕事を ”主体的に” ですね。なんで大学生がそのレベルの考え方をできるようになったんですか?
仲間のおかげですね。いい仲間とお互いに技術力を高めることは、仕事や自分の成長にもつながります。
また、主体的に仕事に取り組んでいると、あれこれ自分で考えたり、指示をされなかったりして楽しいです。しかしその反面、責任もついてきますね。
仕事で成功している人はみな、自分から行動しています。全米で最も売れたビジネス本「7つの習慣」の1つにも、主体性が挙げられています。
僕は一度就職して、技術を身に着けてHOMEYに還元したいです。
その主体性と勤勉さがあれば、会社で信頼される人物になると思います!
五人目はりゅうとさんです!

院に行くため現在はHOMEYを脱退しましたが、会社設立時の初期メンバー。そんなりゅうとさんに、HOMEYとの思い出を語ってもらいました!
HOMEYで一番思い出に残っていることは何ですか?
HOMEY始めたての頃、仕事場も何もなく、みんな学校の図書館でプログラミングをしていました。朝の9時から夜中4時くらいまでです(笑)
それを数週間続けましたね。そこから代表の家で仕事をするようになりました。
とんでもない仕事量。そんなみんなには沢山の思い出があるんじゃないですか?
沢山ありますね(笑)一人一人に言ってもいいですか?
ぜひお願いします!!!
周成。自分の価値観を変えてくれた。ありがとう。その積極性を生かして、これからもがんばれ!
宏大。最初そんなに話せんかったけど、宏大がマックに誘ってくれて、「そんなにかしこまらんでもいいよ」っ言ってくれた言葉が嬉しかった。宏大が作る昼飯美味かったで!
巧。彼女いないメンバーで、合コン行ったのがいい思い出(笑) 巧が昼飯当番の時も、めっちゃ安心して仕事できたわ(笑)
ようすけ。時にストレートに物事を言ってくれて、本音でぶつかり合えたことが良かった。気合が入って、仕事がやる気になりました。ありがとう。
苦楽を共にした仲間だからこそ、いい思い出が沢山ありますね。
信頼する仲間たちがお互いに切磋琢磨し作り出すホームページ。
その汗と涙の結晶をぜひ、あなたの会社のHPにしませんか?
これは案件ではないので、一切お金はもらっていません。福井を盛り上げるべく立ち上がっている若者を、ぜひ応援してあげてください!
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