「人は話し方が9割」 永松茂久
「人は話し方が9割」 永松茂久

「人は話し方が9割」 永松茂久

人は話し方が9割 1分で人を動かし、100%好かれる話し方のコツの通販/永松茂久 - 紙の本:honto本の通販ストア

オススメ度 ★★★★★

読みやすさ ★★★★★

面白さ   ★★★★☆

 

いきなりですが、「会話」得意ですか?

 

「会話」が得意だと自信を持って言える人、断言します。幸せになります。

 

それくらい会話は人生において必要ですよね。

 

今日は会話のすべてを本にしたベストセラーの紹介です!

会話で悩む全ての人にとって、心が軽くなると幸いです。

 


☑本記事の内容

・会話の極意を伝授

・話す力より聞く力!?

・拡張話法を操る

・また会いたいと思われる話し方


 

 

会話で悩む全ての人に手に取って欲しい本

大学受験対策】何が違うの!?今から知っておく論説文と会話文の決定的な違い|英ナビ!

先に言います。会話の極意は「話し方より聞き方」です。

 

「いかに話すか」ではなく、「いかに聞き出すか」なんですね。

 

なぜ聞き方なの?と思う方、人間には次の3つの大原則があります。

 

 

今日はこの3つを覚えて帰ってください(笑)

 

みんな人間は自分のことが好きです。自分のことが嫌いという人も、実は自分に一番関心があります。

関心があるから自分に過剰に期待して、期待を裏切った自分が嫌いになるのです。

 

さて、この3つの前提が、会話をする際の基本の姿勢になります。

 

 

「聞く力」が話し上手の一番の近道

 

聞く・聴く・訊くの違い - 社会人の教科書

「聞く力」が最も会話で必要な力です。実際に私が変化した例を挙げると、

 

・家族関係が良くなった

・先輩から誘われる、後輩と飲みに行くことが増えた

・モテるようになった

・表情が明るくなり、目つきが変わった

 

などなど多数です。やはり全体的に人にモテるようになったと感じます。

 

一年前の自分は会話に自信がなく、先輩・後輩より同期としか話すことができませんでした。

 

しかしこの本に書いてあることを実践して、私自身が本当に変わったと実感しています。

それが、おすすめ度★5の理由です。

 

この本は、「芸人のようにスラスラ話せる」「人を惹きつけるプレゼン力が付く」本ではありません。

もっと身近な人、家族や会社の仲間といった距離が近い人とのコミュニケーション術になります。

 

さて、気になる具体的な「聞き方」について探っていきましょう!

 

 

拡張話法をマスターしよう!!

いるいる! 話し合いを「ぶち壊す」こんな人 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

実際に会話上手な人が無意識的に使っているのが、「拡張話法」になります。

拡張話法は次の5つです。

 

拡張話法

①感嘆  ②反復  ③共感  ④賞賛  ⑤質問 

 

話を聞いたときに、まずは相槌です。これも5個ほど自分のストックを持っているといいです。

 

芸人さんは相槌のストックを十個以上も持っていることが、テレビ番組を通じて分かりました。

 

売れている芸人さんや営業の方、ホストなどの会話を生業としている人は、本当に相槌が上手く

こちらから話したくなる雰囲気を持っています。 

 

感嘆した後は反復です。ここで注意点として、「そのまま」反復してください。

A「〇〇だったんだよ~」 B「え!それって、△ってことですか?」

A「いや、そういうことじゃないよ。」 B「あ、そうなんですね・・・」

 

これは割と会話で起こることです。

Bさんは悪気はなく、頭を働かせて「これだろ!」と言ったつもりですが、Aさんからすると余計な変換なんですよね。

 

A「〇〇だったんだよ~」 B「え!〇〇だったんですか!?」

A「そうそう。それでさ~」 B「へぇ~。すごいですね~」

 

「そのまま」繰り返すだけで大丈夫です。

そのまま繰り返すと、自然に相手から話出すので、何もしなくても会話が盛り上がります。

 

「そのまま」繰り返すことの大切さはオリエンタルラジオの中田さんも話しています。

 

 

 

また話したい!と思われる理由とは!?

ふとした瞬間に会いたい人は誰ですか。誰かに会いたいということはその人の前で現れる自分に会いたいということだ | わたしたちのいろ

会話はスキルではありません。特に友人や家族など近しい人ほどスキルは不必要です。

 

会話が弾むための一番大切なことは、“思いやスタンス”です。

 

あなたのことが知りたい、笑い合いたい、助けたい、助けて欲しい、

様々な思いがありますが、それが肯定的な場合はそのまま素直に出しましょう。

 

人は言葉よりも、言葉の裏にある思いに敏感です。

「すごいですね~」と言っても、本当にすごいと思っているかどうかはすぐにわかりますよね。

 

自分が思った素直な感情、これを良い言葉に変えて発言すると良いです。

力まず、ゆっくりでもいいので、ストレートに伝えましょう。

 

逆に悪いことを思った場合、黙っているのが正解です。

 

人を批判する暇があれば、自分磨きをする方が断然人生が豊かになります。

悪口が思い浮かんだ場合、「俺は人を批判できるほど偉いのか?」と自問自答してみてください。

 

さて、また話したい!と思われる理由とは、”思いやスタンスが素直に伝わる”からです。

 

そして、思いやスタンスが最も伝わる、最強のコミュニケーション方法が実は存在します。

笑顔です

笑顔で損をすることはありません。へらへら笑うのは違いますが、心からの笑顔は他人と自分を幸せにします。

 

笑うときは、意識して2倍くらい大げさなリアクションをしてください。

 

これだけで、周りと自分が楽しくなってくるはずです。

 

実際にコミュニケーションがうまい先輩は、よく人の話を笑って聞いていました。

笑うことは誰にでもでき、さらに誰にでも通じる最強のコミュニケーション手段です。

 

ぜひ明日から、笑顔を自分と身の周りの人に増やしてみてはいかがですか?

 

無料で登録するだけで、最高5,000万円の損害賠償が付く!

 

まとめ

さて、会話の極意は、「聞くこと」でした。そして人間には、

 


①人は自分への関心が一番高い

②人は自分のことをわかってほしい生き物

③人は自分のことをわかってくれる人に好意を持つ


 

という3つの前提があります。

 

それらを踏まえて、会話を広げる際は拡張話法を用いると会話が進んでいきます。

 

そして最後に、笑顔を意識すると自然と明るい気持ちになりますよ。

みなさんが明日から少しでも笑顔が増える毎日を送れるよう、祈っています。

 

永松茂久「人は話し方が9割」

同じ著者の本「20代を無難に生きるな」

同じ著者の本「在り方」

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です